音は"ANOTHER
GREEN WORLD"と"MUSIC FOR AIRPORTS"の中間でしょうか。
B面の「パッヘルベルのカノン」のアレンジもいいですが、僕はその後のアンビエント路線を予感させる表題曲のA面が好きです。
2004年、オリジナルジャケットで再発されました。日本盤は紙ジャケ。輸入盤はDigiPack仕様でCCCD(CCCDじゃないのもあるらしい?)。
■obscure 4
NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTS david toop
/ max eastley
AMBIENT2でイーノと共作した
Harold Budd、70年代前半の作品群。
僕の持っているCDはUS盤でCaroline Recordsから発売されたものです。
後にUK盤も買いました。
ジャケットについて
obscureのオリジナルジャケットは10枚すべてが統一されたデザインで、『「薄暗い」街の風景に四角く切り取られた明るい断片がある(
この四角い断片だけが10枚それぞれ違っている)』という、地味ながらまさにオブスキュアな雰囲気そのものの味わいがあるジャケットでした。 現在、
"NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTS"だけが、オリジナルジャケットでCDになっています。
その後、80年代にポリドールから再発(日本でも発売されてました)された頃、まず
"DISCREET MUSIC" と "THE PAVILION
OF DREAMS"の2枚が新しいデザイン(現在のCDと同じ)に変わり、その後順次それに合せて統一されたようです。例外は
"MUSIC FROM THE PENGUIN CAFE" で、これだけは「ペンギンイラスト」に変わりました。このイラストの元絵は、オリジナルジャケットの裏ジャケで使われていたものです。
比較的最近再発された
"THE SINKING OF THE TITANIC" と "DECAY
MUSIC" は、オリジナルデザインをもとにRussell
Millsがアレンジしたものになっています。 オリジナルと比べるとずいぶん派手な感じですが、これはこれで「現在」に合っている気もします。