カテゴリー: 未分類

  • New Musik

    初めて買ったNew Musikのレコードは、輸入盤10インチ(25センチ)盤「STRAIGHT LINES」。YMOの「増殖」みたいに珍しいサイズの盤だと思ったのと、日本でいう「ニュー・ミュージック」とはちがう意味のはずのグループ名が気になって手に取った。気に入ってよく聴いていたが、片面2曲で計4曲は何とも中途半端だった。

    トピックス

    オリジナルアルバム3枚とアルバム未収録曲をほぼ網羅したレアトラック集1枚の4枚組CD、発売。
    日本盤「洋楽秘宝館」の3枚をすでに持っている人には聞きどころは少ないが、これから全部揃えようと考えているなら、オススメのセット。

    From A To B – The Sony Years

    CDLEMBOX249

    2023年、LEMON RECORDINGSより発売された箱入り4枚組CD。日本語ライナーノーツ付きの国内流通仕様の輸入盤もあった(ATOZ160)。

    オリジナルアルバム3枚は、ボーナストラックを追加せずにオリジナルのままの構成にして、4枚目の「Edits B-Sides Versions」にレアトラックをまとめている。タイトルどおり、1-3がシングルバージョン、4-13がシングルB面、14,15がリミックス。このうち1,2はこのボックスセットが初CD化。

    ちなみに、ジャケットは米盤10インチ盤「STRAIGHT LINES」のデザインを再構成したもの。

    [ボーナストラック]

    1. Straight Lines [single Edit]
    2. While You Wait [single Edit]
    3. The Planet Doesn’t Mind [single Edit]
    4. Sad Films
    5. Missing Persons / Tell Me Something New
    6. She’s A Magazine
    7. Chik Musik
    8. Magazine Musik
    9. Twelfth House
    10. From The Village
    11. Guitars
    12. The Office
    13. 24 Hours from Culture (Part. 2)
    14. While You Wait [extended version]
    15. Here Come the People [remix]

    1990年代

    1990年代、待ってましたCD化。ボーナストラック追加もうれしかった。

    from A to B

    GTO 477353-2

    「Sony Music Re,wind THE COLLECTOR’S SERIES」という再発シリーズからの1枚。欧州盤。3曲のボーナストラックが追加されていた。

    [ボーナストラック]

    1. Missing Persons
    2. She’s a Magazine
    3. Sad Films

    Anywhere

    GTO 474615-2

    購入した2ndアルバムは「Mr COLLECTOR」というシリーズのものだった。1stのCDとはなぜか別シリーズ。もしかすると僕が買った1stは、すでに再々発盤だったのかもしれない。
    ボーナストラック3曲あり。

    [ボーナストラック]

    1. the office
    2. from the village
    3. guitars

    2001年発売の日本盤CD

    2001年に「洋楽秘宝館」シリーズから3枚のアルバムが発売された。

    フロム・A・トゥー・B (from A to B)

    ESCA 7850

    1stは日本初CD化。おまけに、今までのCDよりさらにさらにボーナストラックが4曲追加されている。
    (* Bonus Tracks for Japan Only)
    中でも16,17は2ndのカセット版にのみ収録されていたというレアトラック。でも、どうして1stに入れたのだろう。収録時間の関係か、それともどちらかというと1stの音に近いからか。

    [ボーナストラック]

    1. MISSING PERSONS
    2. SHE’S A MAGAZINE
    3. CHIK MUSIK *
    4. MAGAZINE MUSIK *
    5. SAD FILMS
    6. UNDER ATTACK *
    7. AND *

    エニウェア (Anywhere)

    EICP 7016

    2ndも日本初CD化。ボーナストラックは1曲だけ追加で少々さびしいと思ったが、
    (* Bonus Tracks for Japan Only)
    日本版独自の曲はそれだけではなかった。「FROM THE VILLAGE」後ろに謎のインストがある!!この30秒ほどの短いインスト曲、以前のCDにはない。

    [ボーナストラック]

    1. THE OFFICE
    2. WHILE YOU WAIT (12 Inch Version) *
    3. FROM THE VILLAGE
    4. GUITARS

    ワープ (Warp)

    EICP 7015

    そして3rdアルバムは世界初CD化の快挙。ボーナストラックも充実の5曲。
    (Bonus Tracks for Japan)

    [ボーナストラック]

    1. The Planet Doesn’t Mind (Single Version)
    2. The Planet Doesn’t Mind (12 Inch Version)
    3. 24 Hours From Culture – Part II
    4. Twelfth House
    5. Here Come The People (Remix)

    英盤CD

    日本盤の3枚の発売とほぼ時を同じくしてリリースされた英盤CD。日本盤の3枚の発売とほぼ時を同じくしてリリースされた英盤CD。「エニウェア」の解説によると、日英それぞれに進めていた企画で相互に関係はなかったとのこと。

    アルバムジャケットにボーナストラックのシングルジャケットを重ねる、という賛否が分かれそうなデザインが最大の特徴。

    3rdアルバムの「Warp …plus」は…、出なかったようだ。

    From A to B …plus

    EDCD 678

    日本盤を買ってからこの英盤を知ったので、最初は購入する気は全然起きなかったのだが、ボーナストラックを確認すると日本盤より1曲多い?!
    (13曲目のTell Me Something New)

    [ボーナストラック]

    1. Sad Films
    2. Missing Persons
    3. Tell Me Something New
    4. She’s A Magazine
    5. Chik Musik
    6. Magazine Musik

    よほど買って確かめようかと思ったが、それよりも当時は3rdの発売を心待ちにしていたので、いつの間にか買うのを忘れてしまっていた。
    (結果、買わなくて正解だった)

    Anywhere …plus

    EDCD 679

    2ndのボーナストラックは特に変化がなかったので、こちらも購入はしなかった。

    [ボーナストラック]

    1. the office
    2. from the village
    3. guitars

  • obscure

    obscureレーベル

    obscureレーベルは、ブライアン・イーノがAMBIENTシリーズより前、70年代後半に作ったレーベルです。全部で10枚のアルバムがあります。

    アンビエント・シリーズを聞いて同じような音を求める人には、期待する音と少しちがうかもしれません。内容はどちらかというと現代音楽、実験的な音楽といった感触です。
    ENO、PENGUIN CAFE、HAROLD BUDDあたりから聴き始めるのがオススメです。

    どんな内容かを知るには、obscureシリーズ10枚すべての紹介が載っている書籍「波の記譜法 – 環境音楽とは何か -」(時事通信社 1986 ISBN:4788786079)を読むのがベストですが、長らく絶版のままです。アマゾンでは中古品が入手可能なようです。そのほか国立国会図書館デジタルコレクションでも読めるようです。

    ■obscure 1

    THE SINKING OF THE TITANIC

    Gavin Bryars

    A面の「タイタニック号の沈没」、B面の「イエスの血は決して私を見捨てない」は、別バージョンでそれぞれCD化されています。
    このobscureバージョンはマスターを紛失して再発不可能といわれていたらしいのですが、無事マスターを発見できたようでリマスターされて再発されました。
    ジャケットはRussell Millsによる、言わば「オリジナルジャケットのRemixバージョン」。
    最近、Bryars自身のレーベル、GB RecordsよりArchive Seriesの一作として再発されました。
    過去に発売されたCDと明確に区別できるようにしたかったのか、A面B面の順序を入れ替えてアルバムタイトルも”Jesus’ Blood Never Failed Me Yet”に変更しています。

    ■obscure 2

    ENSEMBLE PIECES

    Christopher Hobbs / John Adams / Gavin Bryars

    邦題「アンサンブル曲集」。A面がChristopher Hobbsの”ARAN”とJohn Adamsの”American Standard”、B面がChristopher Hobbsの”McCRIMMON WILL NEVER RETURN”、Gavin Bryersの”1, 2, 1-2-3-4″という構成です。
    近年、GB RecordsよりArchive Seriesの一枚として再発されましたが、John Adams作品の代わりにobscure 8のBryarsの作品”The Squirrel And The Ricketty Racketty Bridge”が収録されているようです。

    ■obscure 3

    DISCREET MUSIC

    Brian Eno

    音は”ANOTHER GREEN WORLD”と”MUSIC FOR AIRPORTS”の中間でしょうか。
    B面の「パッヘルベルのカノン」のアレンジもいいですが、僕はその後のアンビエント路線を予感させる表題曲のA面が好きです。
    2004年、オリジナルジャケットで再発されました。日本盤は紙ジャケ。輸入盤はDigiPack仕様でCCCD(CCCDじゃないのもあるらしい?)。

    ■obscure 4

    NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTS

    David Toop / Max Eastley

    A面:Max Eastley、B面:David Toopによるオリジナル楽器の「音」。
    なぜかジャケットの名前の順序と収録順が逆。

    ■obscure 5

    VOICES AND INSTRUMENTS

    Jan Steele / John Cage

    未CD化。
    A面はJan Steele、B面はJohn Cageの作品。

    ■obscure 6

    DECAY MUSIC

    Michael Nyman

    オフィシャルサイトのディスコグラフィーによると、Michael Nymanの初レコード化音源らしいです。
    最近再発されたCDは、オリジナルのLPでは未収録の”1-100 (Faster Decay)も収録。ジャケットは”THE SINKING OF TITANIC”同様、Russell Millsによるものです。
    DigiPack仕様でCopy Controlled CD。

    ■obscure 7

    MUSIC FROM THE PENGUIN CAFE

    Penguin Cafe Orchestra

    ペンギン・カフェ・オーケストラ (レーベルでのアーチスト表記は”SIMON JEFFES”個人)の1stアルバム。
    もしかしたらobscure最大の功績は、このペンギン・カフェ・オーケストラを見出したことかもしれません。このシリーズの中ではおそらく一番売れたアルバムです。
    再発時には、新しい「ペンギン」ジャケットになりましたが、 オリジナルに準じた配置のタイトル、オリジナルの裏ジャケのイラストの採用と、旧ジャケットをリスペクトしたデザインになっています。

    ■obscure 8

    MACHINE MUSIC

    John White / Gavin Bryers

    未CD化。 アルバムB面に収録されていたGavin Bryarsの”The Squirrel And The Ricketty Racketty Bridge”は、別タイトルCDに収録されています。
    文字どおりの”MACHINE”とはちょっとちがう、素朴な音源を用いたミニマルっぽい音楽。

    ■obscure 9

    IRMA – AN OPERA

    Tom Phillips / Gavin Bryars

    未CD化。
    このシリーズの中で、僕が唯一未聴のアルバム。

    ■obscure 10

    THE PAVILION OF DREAMS

    Harold Budd

    AMBIENT2でイーノと共作した Harold Budd、70年代前半の作品群。
    僕の持っているCDはUS盤でCaroline Recordsから発売されたものでした。 後にUK盤も買いました。

    ジャケットについて

    obscureのオリジナルジャケットは10枚すべてが統一されたデザインで、『「薄暗い」街の風景に四角く切り取られた明るい断片がある( この四角い断片だけが10枚それぞれ違っている)』という、地味ながらまさにオブスキュアな雰囲気そのものの味わいがあるジャケットでした。
    現在、 “NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTS”だけが、オリジナルジャケットでCDになっています。

    その後、80年代にポリドールから再発(日本でも発売されてました)された頃、まず “DISCREET MUSIC” と “THE PAVILION OF DREAMS”の2枚が新しいデザイン(現在のCDと同じ)に変わり、その後順次それに合せて統一されたようです。例外は “MUSIC FROM THE PENGUIN CAFE” で、これだけは「ペンギンイラスト」に変わりました。このイラストの元絵は、オリジナルジャケットの裏ジャケで使われていたものです。

    比較的最近再発された “THE SINKING OF THE TITANIC” と “DECAY MUSIC” は、オリジナルデザインをもとにRussell Millsがアレンジしたものになっています。
    オリジナルと比べるとずいぶん派手な感じですが、これはこれで「現在」に合っている気もします。

    僕の持ってるEnoのLP”On Land”のインナースリーブにある再発カタログ。
    上段がAMBIENT4作。その下がobscureの10作。

    リリース

    UK再発盤LP

    カタログ番号がイーノの「オン・ランド」の後で連続していることから推測すると、 「オン・ランド」の発売時期に合わせてAMBIENTシリーズとobscureシリーズの一挙再発を計画したものと思われます。
    このときすでにペンギン・カフェが新ジャケットになっているので、もしかするとカタログ番号順の発売ではなかったのかもしれません。 前年にセカンドアルバムがかなり売れたペンギン・カフェだけ、先行発売した可能性もあります。
    ペンギンカフェのほか、この再発ではイーノとバッドの2作品も新ジャケットになっています。
    この再発では、裏ジャケのobscureロゴの右側に番号が付加されています。

    Catalog No.Series No.TitleArtist(s)
    EGED17AMBIENT 1MUSIC FOR AIRPORTBRIAN ENO
    EGED18AMBIENT 2THE PLATEAUX OF MIRRORHAROLD BUDD / BRIAN ENO
    EGED19AMBIENT 3DAY OF RADIANCELARAAJI
    EGED20AMBIENT 4ON LANDBRIAN ENO
    EGED21obscure 1THE SINKING OF THE TITANICGAVIN BRYARS
    EGED22obscure 2ENSEMBLE PIECESCHRISTOPHER HOBBS / JOHN ADAMS / GAVIN BRYARS
    EGED23obscure 3DISCREET MUSICBRIAN ENO
    EGED24obscure 4NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTSDAVID TOOP / MAX EASTLEY
    EGED25obscure 5VOICES AND INSTRUMENTSJAN STEELE / JOHN CAGE
    EGED26obscure 6DECAY MUSICMICHAEL NYMAN
    EGED27obscure 7MUSIC FROM THE PENGUIN CAFEPENGUIN CAFE ORCHESTRA
    EGED28obscure 8MACHINE MUSICJOHN WHITE / GAVIN BRYARS
    EGED29obscure 9IRMA – AN OPERATOM PHILLIPS / GAVIN BRYERS / FRED ORTON
    EGED30obscure 10THE PAVILION OF DREAMSHAROLD BUDD

    日本盤LP

    日本盤は、まず1982年2月にペンギン・カフェが新ジャケットで発売されました。
    この盤のオビ裏には「アルバム10枚、1982年4月5月に発売予定」と予告されていて、10枚すべてのタイトルとアーチスト名が紹介されていました。
    実際のリリースは少し遅れて、6月と7月でした。
    6月はイーノを除けばペンギン・カフェの次に売れそうなハロルド・バッドの作品を筆頭に4作品、 7月にはイーノの「ディスリート・ミュージック」とそのほか3作品。
    5と8の2作品が抜けています。6月発売の盤のオビ裏に書かれていた発売予定にも2作品はありませんでした。
    結局、この2作品は現在まで日本盤未発売のままです。
    日本盤をカタログ番号順に並べてみると、ちょうど5と8が位置しそうな番号が欠番になっています。 当初は発売の予定だったのに、何らかの理由でオミットされたのではないかと考えられます。
    発売が遅れたのは、この2作品の発売是非を検討していたからなのでしょうか。

    発売日品番シリーズ 番号タイトルとアーチスト
    1982/02/2525MM 0138obscure 7「ようこそペンギン・カフェへ」ペンギン・カフェ・オーケストラ
    1982/06/0125MM 0154obscure 10「夢のパヴィリオン」ハロルド・バッド
    1982/06/0125MM 0155obscure 1「タイタニック号の沈没」ギャヴァン・ブライアーズ
    1982/06/0125MM 0156obscure 2「アンサンブル曲集」ホッブス,アダムス,ブライアーズ
    1982/06/0125MM 0157obscure 4「新しい楽器と再発見された楽器」トゥープ,イーストレイ
    1982/07/0125MM 0158obscure 3「ディスクリート・ミュージック」ブライアン・イーノ
    25MM 0159obscure 5 ?
    1982/07/0125MM 0160obscure 6「ディケイ・ミュージック」マイケル・ナイマン
    25MM 0161obscure 8 ?
    1982/07/0125MM 0162obscure 9「イルマ」トム・フィリップスによるオペラ

    日本盤LPのアナザージャケット

    発売されてしばらく経って、というかいつのまにか、ジャケットが一新されていました。型番に変更はないので、お色直し的な意味合いが強いジャケット変更だと思います。
    販売枚数が伸びなかったことによるテコ入れだったのかもしれません。
    すでに新ジャケットになっていたペンギン・カフェ・オーケストラ、イーノとバッドはそのままです。
    一新されたジャケットのデザイン・レイアウトは、イーノとバッドの新ジャケと違和感ない程度に合わせていますが、これらとは別モノです。
    写真は風景ではなく無機物っぽい何かで、それぞれで構図が違います。ただしナイマンは例外で風景写真です。
    タイトルとアーチスト表記は旧ジャケットのフォントに極めて近いものを使っています。イーノとバッドの新ジャケでは少しシャープなイメージのフォントになっています。
    そして、背景色が一枚一枚それぞれ異なっています。もともとイーノとバッドの新ジャケも黒と(何故か)ピンクと色違いだったので、 ペンギン・カフェ・オーケストラの青も含め8枚それぞれの色を持つ、ある種の統一感があります。
    これは日本独自企画のデザインなのでしょうか。

    1990年代のCD再発

    最初のCDによる再発は、LPに準拠した品番になっています。
    裏ジャケにあったobscureロゴはなくなりました。レーベルにもありません(以降のCDも同様)。

    Catalog No.Series No.TitleArtist(s)
    EEGCD17AMBIENT 1MUSIC FOR AIRPORTBRIAN ENO
    EEGCD18AMBIENT 2THE PLATEAUX OF MIRRORHAROLD BUDD / BRIAN ENO
    EEGCD19AMBIENT 3DAY OF RADIANCELARAAJI
    EEGCD20AMBIENT 4ON LANDBRIAN ENO
    EEGCD21  
    EEGCD22  
    EEGCD23obscure 3DISCREET MUSICBRIAN ENO
    EEGCD24  
    EEGCD25  
    EEGCD26  
    EEGCD27obscure 7MUSIC FROM THE PENGUIN CAFEPENGUIN CAFE ORCHESTRA
    EEGCD28  
    EEGCD29  
    EEGCD30obscure 10THE PAVILION OF DREAMSHAROLD BUDD

    VirginのCD再発(再々発)

    Catalog No.Series No.TitleArtist(s)
    CDOVD478obscure 4NEW AND REDISCOVERED MUSICAL INSTRUMENTSDAVID TOOP / MAX EASTLEY
    CDOVD482obscure 10THE PAVILION OF DREAMSHAROLD BUDD

    リマスターCD

    ラッセル・ミルズによる新装ジャケット。このデザインで全部再発されるのかと期待したが、結局2枚しか出なかった。

    Catalog No.Series No.TitleArtist(s)
    CDVE938obscure 1THE SINKING OF THE TITANICGAVIN BRYARS
    obscure 6DECAY MUSICMICHAEL NYMAN

    ペンギン・カフェ・オーケストラの再発CD

    ペンギン・カフェ・オーケストラの全アルバム一気再発の中の一枚。
    当初の発売型番に、おそらくリマスターを意味する”R”を付けている。が、この型番(EEGCDR)、ペンギン・カフェでしか見たことないような…。

    Catalog No.Series No.TitleArtist(s)
    EEGCDR27obscure 7MUSIC FROM THE PENGUIN CAFEPENGUIN CAFE ORCHESTRA

  • BUGGLES

    僕のバグルズ遍歴。
    もうとにかく好きとしかいいようがなくて、常に僕の洋楽テクノポップベストワン(邦楽は当然Y.M.O.)。多感な時期にリアルタイムに聴いたので影響絶大。あの頃はまさか何十年経っても同じ曲を聴いたりするなんて思わなかったなあ。

    Part 1 : アナログ買ってその後CDも買いました期 (だいたい1980年代)

    ラジオ・スターの悲劇 / キッドダイナモ
    (VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO)

    ILR-20646 ISLAND/東芝EMI (3.26/3.27)

    説明不要のテクノポップの名曲。もう何回聴いたかわからない。僕の無人島に持っていくレコード洋楽シングル部門1位。

    当時はプレイヤーを持っていなかったので、成増のボウリング場のジュークボックスでよく聴いたりしてた。シングル買える以上のコインをつぎ込んだ気もする。「こうすればお金入れなくてもまた聴けるよ」といってジュークボックスを蹴飛ばしうまーく針を飛ばしてもう一回聞かせてくれた小学生。君は今いくつ?

    思い出のエルストリー / アイランド (ELSTREE / ISLAND)

    ILS-17014 ISLAND/東芝EMI (4.27/3.31)

    日本におけるセカンドシングル。解説によると、英盤の同曲のシングルより早い日本独自のシングルカット、ということでバージョンはアルバムと同じ。レーベルにもILPS-9585-B2S(英盤品番-B面2曲目、SはシングルのS?)と記載されている。
    B面はWIP-6540-B。これは英盤シングル「THE PLASTIC AGE」のB面より。

    プラスティックの中の未来 (THE AGE OF PLASTIC)

    「ラジオ・スターの悲劇」収録のファーストアルバム。テクノポップの名盤です。僕の無人島に持っていくレコード洋楽アルバム部門(以下略)。

    日本盤LP
    ILS-81300 ISLAND/東芝EMI

    僕がタスキのないのを中古で買ったのは発売してから、2年か3年も経ってからでした。日本盤LPは解説に「アイランド原盤」と書いているし、レーベル面には英盤の品番がかっこ書きされているので、内容は英盤と同一のはず。

    英盤LP
    ILPS-9585

    その後英盤をこれまた中古で買いました。確か西荻のZappa専門のお店でした。個人的には初めて買った「輸入盤の中古盤」。
    すでに日本盤を持っていたのになぜ買ったかというと、裏ジャケが日本盤と違ってジェフが天地逆さだったから(笑)。これは最近の紙ジャケ復刻CDで忠実再現されてます。

    久々にLPを取り出してレーベルを見ると、細かいところがおもしろい。

    各曲のクレジットはすべて2人の名前 “Horn/Downes”(VIDEO KILLED THE RADIO STARとCLEAN, CLEAN!の2曲はHorn/Downes/Wooley)になっていますが、KID DYNAMOとELSTREEの2曲だけは順序が逆で “Downes/Horn”。この2曲はDownes主導で作成したんでしょうか。まあ、そんな感じがしないでもない。
    ちなみに、インナー・スリーブではすべてHorn/Downes(またはHorn/Downes/Wooley)になっています。 

    あと、各曲のタイム表記がかなり適当。CDを持っている人は比べてみてください。

    SIDE1: 5:05 (5:09) / 2:40 (4:11) / 4:26 (3:27) / 5:51 (4:55)
    SIDE2: 4:52 (3:52) / 4:25 (4:27) / 4:45 (4:26) / 5:15 (5:24)

    ※カッコ内は日本盤LP(ILS-81300)のインサートより。日本盤はレーベル面にタイム表記がありませんでした。

    なぜにこうもデタラメなんだろう(笑)。適当というかおおらかというか。まあアナログってこんなものだったのかも。

    輸入盤CD
    90090-2

    CDは発売されてからしばらくの間買いませんでした。ボーナストラックがなかったから。LPですでに日英2枚も持ってたし。

    ある日、ワゴンセールで安く売ってたのを見つけてなんとなく購入しましたが、ASTROBOY(AND THE PROLES ON PARADE) がエンディングまで収録されているのを聴いて「買ってよかった」。日本盤/英盤LPではフェードアウトするのですが、買ったCDは米盤。もしかして米盤LPではCD同様フェードアウトしないのか?

    DRAMA

    YESのアルバムですが、Bugglesの二人が参加。時系列的にはこれを聴いてからセカンドアルバム、です。

    SD 16019 ATLANTIC

    発売当時は地元のレコード店で見開きジャケットの中見て「ほんとにBugglesの二人がいる~」なんて思ってましたが結局買わずじまい。発売後ずいぶんたってから中古で購入しました。
    実は聴いた順序がBugglesの2ndが先だったので、初めてINTO THE LENSを聴いたときにはほんとうに驚きました。

    米盤CD [Remaster]
    82685-2

    ”NEWLY DIGITALLY REMASTERED FROM THE ORIGINAL MASTER TAPES”
    リマスター。出たときにすぐに買いました。見開きのLPジャケットやレーベルなどLPに即したデザインで、良心的なつくりです。
    音はよくなっているような気がするものの、ボーナストラックがないのが残念。
     

    ADVENTURES IN MODERN RECORDING

    YESの”Drama Tour”でライブには懲りたはずなのにライブの効果音(SOUND EFFECTS担当はYESのChris Squire)で始まるこのアルバムは、アルバムタイトルどおり、Trevor Hornの「ライブ訣別・スタジオワーク宣言」だったのかもしれません。
    LPは日本未発売。

    米盤LP
    ARZ 32926 CARRERE/CBS

    当時、池袋SEIBUのDISKPORTで見かけたのにジャケットのイラストがどうにもうさんくさい雰囲気で、という理由で買わなかった。
    その後、さんざ探して数年、ようやく神保町にあった”Rock Workshop”というお店で見つけて買いました。余談ですがBruce Wooleyの”English Garden”もここで見つけて買いました。

    一番好きなのはA-2なのですが、この曲はGeoff DownesがFAIRLIGHT KEYBOARDで参加しているのにもかかわらず、プロデュースがHorn/Downesになっていません (Horn/DownesのプロデュースはA-3,A-4,B-3の3曲のみ)。この曲の製作途中でASIAに誘われたのかなあ。

    日本盤CD

    日本のみでCD化。その努力に敬意を表して購入しました。
    日本が世界に誇るテクノポップ日本盤CD、二枚のうち一枚。
    (もう一枚はNew Musikの”Warp”)

    Part 2 : ボーナストラック目当てで再購入期 (1990年代前後)

    THE AGE OF PLASTIC (+3)

    輸入盤CD
    IMCD 261

    island remasters“シリーズの1枚として発売された、アルバム未収録3曲、Geoffrey Downesの解説つきの豪華版。”JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)”聴きたさに有楽町のHMVで購入。
    “TECHNOPOP”も好き。この曲は昔、友人が”CLEAN, CLEAN”の英盤シングル(B面が”TECHNOPOP”だった)をうちに持ってきて聴かせてくれた思い出深い曲。

    紙ジャケ日本盤CD
    UICY-9181

     2001年発売。
    「ストレンジデイズプレゼンツ – ブリテッィシュ・ロック・レジェンド・シリーズ 【第4回】 モダーン・ポップ・パート1」の中の1枚。
    内容は、”island remasters” と同じなのですが、アオリ文句の「… リマスター音源とオリジナルのアートワークを忠実に再現したペーパースリーヴで、遂によみがえる」どおり、もうLPの縮小版そのものといっていいほどカミジャケの完成度は高く、それに負けて購入。確か石丸電気成田店。
    いままでのCDを持っている人は「ジャケット若干黄ばんでるんじゃないの」と思ったでしょうが、もともとの英盤LPがこんな色と質感なんです。さらに裏ジャケのジェフが天地逆さなのも英盤LPどおり。さらに今までのCDでは省略されていたジャケ下中央にあったアイランドレーベルのロゴまで復活しているのが細かい。
    インナースリーブは英盤LPでは角を少し丸く取ってあったりするのですが、そこまでこの小ささで求めるのは酷というもの(もしかしたら日本盤のを再現したのかも)。
    そしてCDのレーベル面。SIDE-1を文字の位置やフォントまで再現されたます。もちろんLPではSIDE-1の曲目等も記されていたのですがさすがにそれは省略。
    余談ですが、LPでのSIDE-2(つまり裏面)は「夜」バージョンになっていて、背景はもっと濃い青で太陽の部分が月(つまり黄色)になっています。

    しかし、LPCD合わせて同じアルバム5枚も持ってるなんてバカですねえ。

    その後も何度か紙ジャケや通常パッケージで再発されてるようですが、内容は変わらないようなので、さすがに買ってません。
     

    DRAMA (+10)

    米盤CD [Expanded&Remastered]
    8122-73795-2

    ついにようやくボーナストラック付き(しかも10曲も)で再発。
    シングル2曲は、バグルズや後のZTTっぽくアルバムとは別バージョンでなのが楽しい。他のセッション曲もJonとRick脱退前、脱退後の三人、バグルズ加入後とそれぞれ収録されていておもしろい。一番テクノっぽい”Dancing Through The Light”がバグルズ加入以前の曲なのは意外でした。

    ADVENTURES IN MODERN RECORDING (+3)

    日本盤CD

    1997年発売。
    日本のみでCD化しただけでも十分すごかったのに、さらに未CD化のシングル
    をボーナストラックにした豪華版で再び発売。

    Part 3 : レアトラックをWebで購入期 (2000年台)

    VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO

    562 465-2

    1999年に20周年を記念してか突然シングルCDが発売されたが、なぜかB面のKID DYNAMOはLPバージョン。うーむ。
     

    ELSTREE (Full-length Album Version)
     / JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

    WIP 6624 (タイム表記なし/タイム表記なし)

    Webで、エルストリーの英盤シングルを購入。
    B面も再発CDに収録されたことだし、内容にはぜんぜん期待していなかったが、これがまたやっぱり別バージョン。
    まず、A面のELSTREE。レーベルには(Full-length Album Version)と書かれていたので、ちょっと長いのかなー程度に思っていたら、LPとは明らかにミックスが違って、なんだか深い音になってます。でも、なにが「Full-length Album Version」なのかはわかりません。アルバムのより短いのに。
    で、B面のJOHNNY ON THE MONORAIL(A Very Different Version)。こちらの方は再発CDに収録済みなのでこれまた何の期待もせずに一応聴いてみたら、
    最後の最後になってCDとちがう。やはりバグルスは期待を裏切りませんでした(笑)。

    THE PLASTIC AGE (SPECIAL EDITED DJ VERSION)
    / THE PLASTIC AGE

    WIP 6540 DJ (3.47/5.10)


    THE PLASTIC AGE / ISLAND

    WIP 6540 (5.10/4.03)

    最初に”SPECIAL EDITED DJ VERSION”のプロモ盤を入手。アルバムバージョンより短い。ちなみ裏面は通常のシングルA面と同じです。
    その後、本来のB面”ISLAND”がCD収録より長いらしいことを知り、通常シングルも購入。
    でも、この頃、20年近く使用してきたアナログプレーヤーがついに壊れ、未だ聴けてません。

    CLEAN, CLEAN / TECHNOPOP

    WIP 6584 (3.54/3.48)

    未聴。TECHNOPOPのクレジットはDownes/Horn。

    VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO

    WIP 6524 (3.20/タイム表記なし)

    僕が購入したのは、通常、プロモ盤に使われているはずのレーベル(中央に’A’が大きく印字されている)で、ちょっとめずらしい。

    [おまけ – 注: これは現在、私の頭の中にしか存在しない妄想未発売CDです]

    THE AGE OF PLASTIC [Collectors Edition] ( +4 Singles )

    アルバムの単なる再発はもういいから、もっと贅沢に全シングル追加収録の「コレクターズエディション」を出してくれないかなあ。全部たしてもたぶん1枚で収まるし。
    あと、シングル4曲にはそれぞれプロモビデオが存在するらしいので、これをDVDに収録して2枚組。実現したら、絶対買うけど。
    シングル発売順にA面B面を並べて、ボーナストラックはこんな感じ。

    1. VIDEO KILLED THE RADIO STAR
    2. KID DYNAMO
    3. THE PLASTIC AGE (SPECIAL EDITED DJ VERSION)
    4. ISLAND
    5. CLEAN, CLEAN (米盤 12″ プロモ)
    6. TECHNOPOP
    7. ELSTREE (Full-length Album Version)
    8. JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

    ラジオ・スターの悲劇+9

    2005年に上記のような妄想CDを書いたら、なんとなんとその5年後2010年にそれを超えるCDが発売されました。収録曲順までほぼそのとおりでさらに1曲追加。
    インサートには各ボーナストラックについて収録レコードのカタログ番号まで記載があるのだから、さらにそれぞれの解説がほしかった。

    1. VIDEO KILLED THE RADIO-STAR
    2. KID DYNAMO
    3. THE PLASTIC AGE (独盤 7″)
    4. ISLAND (EDIT VERSION)
    5. CLEAN, CLEAN (米盤 12″ プロモ)
    6. TECHNOPOP
    7. ELSTREE (Full-length Album Version)
    8. JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)
    9. ELSTREE (SPECIAL DJ EDIT VERSION)

    Part 4 : 再発盤を眺める期 (2010年前後)

    ユニバーサルから発売された日本版CDのリスト。

    発売日アーチストタイトル品番フォーマットシリーズ名など
    2001/12/12バグルズプラスティックの中の未来+3UICY-9181CDBRITISH ROCK LEGEND SERIES MODERN POP Part 1
    2003/05/21バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-3747CDREMASTERED WITH BONUS TRACKS
    2006/12/20バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-6632CDMy Generation, My Music
    2007/09/05バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-90066CDSUPER NICE PRICE 1470 II
    2008/12/03バグルズラジオ・スターの悲劇+3UICY-91276SHM-CDSHM-CD 全てのCDプレーヤーで再生可能な高音質CD [注1]
    2010/02/24バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-94425SHM-CDGolden 80’s Papersleeve Collection
    2011/11/09バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-25077SHM-CDBack to the Rock years 1978-1982
    2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UICY-76105SHM-CD不朽の名盤 紙ジャケ/SHM-CDシリーズ 第7弾 [注2]
    2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UICY-40061プラチナSHM不朽の名盤 プラチナSHMシリーズ(紙ジャケ&紙ケース仕様) [注2]
    2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UIGY-9553SA-CD SHM仕様不朽の名盤 SA-CD~SHM仕様 [注2]
    2015/11/04バグルスプラスティックの中の未来+9UICY-77550CD80’s BEST COLLECTION 1200
    2017/05/17バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-78321CDロックの“最高傑作”50キャンペーン

    [注1] オビと添付のステッカーより。
    [注2]「紙ジャケ最前線 Presented by UNIVERSAL INTERNATIONAL」2014年4月23日 リリース情報より。オビ等にこのような記載はない。

    Part 5 : ブーム再燃、謎解き期 (2020年すぎ)

    アナログレコードブームの高まりに対応したくて、レコード(ヴァイナル)が聴ける環境を再び整えた。そしたら、自分のバグルスブームも再燃してしまった。

    謎 1 : ISLAND

    2010年発売の『+9』では「ISLAND (EDIT VERSION)」となっていた。
    日本盤シングル「思い出のエルストリー」のB面や『+3』収録のものは「(EDIT VERSION)」が付かないが『+9』と同じくらいの長さ。ということは、それらは同じ「EDIT VERSION」なのだろう。ということは今まで聴いたことがない「EDITされてないバージョン」が存在するということなのか。

    レコードが聴けるようになって、まず確認したのは英盤「THE PLASTIC AGE」(WIP 6540)のB面。このシングルを購入してから、実に10年以上経過して初めてかけた。レーベル面では「4.03」。しかし、実際聴いてみるとEDIT VERSIONより長いわけではなく、ほぼ同じタイム…。
    実は、聴く前からこの結果は予想していた。というのは「思い出のエルストリー」のB面のレーベルには「(WIP-6540-B)」と書かれていて、これと同じ音源だろうと思っていたから。しかし、こうなるとほかを確認したくなる。

    今まで、英盤米盤以外の海外盤には手を出さないようにしていたが(そこまで範囲を広げるときりがないため)、ウィキペディアの英語版を参考にして、[full-length version] とされている盤の1枚、仏盤(6172 877)を購入した。 だがこれまたEDIT VERSIONとほぼ同じタイム。

    諦めきれないので今度は独プロモ盤(101 290-000)を入手。ジャケットに 「Special Promotion-Single」とある。希少な盤なら内容も希少かと少しだけ期待したが、これも残念ながら変わりなし。

    聴いてきた3枚は、どれもレーベル上のタイム表記は4.03なのに、実内容は30秒ほど短い(EDIT VERSIONと同じ)。英盤のタイムをそのまま使っただけの単純なミスなのか、それとも初回盤とそれ以降などで収録内容がちがう盤が存在するのか。もしそうだとしたら探しようがない…。
    これ以上の散財は危険と判断して、謎は謎のままにすることにした。
    勇気ある撤退(笑)。

    ちなみにA面の「THE PLASTIC AGE」、英盤はアルバムバージョンそのままですが、仏版と独プロモ盤はアルバムより短い3.47バージョン。導入部が省略されて曲のイントロから始まり、エンディングはフェードアウト。SPECIAL EDITED DJ VERSIONと同内容だと思います。
    『+9』では、これらより数秒長い独盤から収録されていますが、順当なチョイスなら英盤のSPECIAL EDITED DJ VERSIONにしそうなもの。選者の何か深い意図があるに違いありません。しかし僕の耳にはちがいがわかりませんでした。ミックスが微妙に異なる?

    謎 2 : ASTROBOY (AND THE PROLES ON PARADE)

    アルバムB-3(CDでは7曲目)収録のこの曲は、日本盤LPと英盤LPではフェードアウトで終わるのに、CDではフェードアウトせずにエンディングまで収録されている。最初に買った米盤CDからそうだったので、じゃあ、米盤LPはフェードアウトするのかそれともしないのか、長年気になっていた。

    近年のアナログブームで昔のLPもネットで検索してもヒットすることが多くなり、入手は比較的容易になった。その代わりなかなかの値段がついている。
    ときどき検索して出会いを待って、お手頃価格のものを見つけてついに購入。
    検証結果。品番は英盤LPと同じILPS 9585なのに、米盤LPでは後のCDに収められたバージョンと同じでフェードアウトしない。ということは英盤マスターと米盤マスターは別モノということになる。ほかの曲は同じに聴こえるので、ASTROBOYだけ差し替えたようだ。なぜ?

    謎 3 : JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

    2014年に3種のフォーマット(SHM-CD/プラチナSHM/SA-CD SHM仕様)で発売された、「紙ジャケ最前線」シリーズの『プラスティックの中の未来+3』は以前より気になっていた。オビや商品紹介に「英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2014年最新DSDマスター」と書かれているからだ。それって結局これまでの『+3』と同じなのか、それともちがうのか。ASTROBOYはフェードアウトするのかしないのか(それはもういい)。

    ほしくなった頃には、もう発売から10年くらい経過していたので、中古盤を探すしかない。紙ジャケがさらに分厚めの紙ケースに入っているという特殊なパッケージのせいか、それとももともとの数が少ないためか、ほとんどの場合プレミア価格がついている。根気よく探し続けて、なんとかプラチナSHM盤(UICY-40061)をゲット。

    音自体(音質)のちがいは当然あるのでそれは別として、内容に差異があるかどうかを気にしながら、さっそく聴いてみる。
    ASTROBOYはフェードアウトしないバージョンで、これまでのCDと同じ(笑)。ほかの曲も特に変わった点は感じられず、いままでの『+3』と同内容だったと聴き終わろうとした最後の最後に驚かされた。「JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)」のエンディングがいままでのCDとちがう。これは英盤シングル(WIP 6624)B面に収録されているバージョンと同じ。なぜ今回のマスターで差し替えたのだろう。

    いままでCDに収録されていたバージョンは「island remasters」として発売されたCDが初出なのだろうか。それとも僕が持っている英盤以外でB面に収録されているシングルが存在したのだろうか。謎は解明されないが、ふたつあるバージョン両方ともCDで聴くことができるようになったわけだから、これはこれでよしとしよう。