BUGGLES

僕のバグルズ遍歴。
もうとにかく好きとしかいいようがなくて、常に僕の洋楽テクノポップベストワン(邦楽は当然Y.M.O.)。多感な時期にリアルタイムに聴いたので影響絶大。あの頃はまさか何十年経っても同じ曲を聴いたりするなんて思わなかったなあ。

Part 1 : アナログ買ってその後CDも買いました期 (だいたい1980年代)

ラジオ・スターの悲劇 / キッドダイナモ
(VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO)

ILR-20646 ISLAND/東芝EMI (3.26/3.27)

説明不要のテクノポップの名曲。もう何回聴いたかわからない。僕の無人島に持っていくレコード洋楽シングル部門1位。

当時はプレイヤーを持っていなかったので、成増のボウリング場のジュークボックスでよく聴いたりしてた。シングル買える以上のコインをつぎ込んだ気もする。「こうすればお金入れなくてもまた聴けるよ」といってジュークボックスを蹴飛ばしうまーく針を飛ばしてもう一回聞かせてくれた小学生。君は今いくつ?

思い出のエルストリー / アイランド (ELSTREE / ISLAND)

ILS-17014 ISLAND/東芝EMI (4.27/3.31)

日本におけるセカンドシングル。解説によると、英盤の同曲のシングルより早い日本独自のシングルカット、ということでバージョンはアルバムと同じ。レーベルにもILPS-9585-B2S(英盤品番-B面2曲目、SはシングルのS?)と記載されている。
B面はWIP-6540-B。これは英盤シングル「THE PLASTIC AGE」のB面より。

プラスティックの中の未来 (THE AGE OF PLASTIC)

「ラジオ・スターの悲劇」収録のファーストアルバム。テクノポップの名盤です。僕の無人島に持っていくレコード洋楽アルバム部門(以下略)。

日本盤LP
ILS-81300 ISLAND/東芝EMI

僕がタスキのないのを中古で買ったのは発売してから、2年か3年も経ってからでした。日本盤LPは解説に「アイランド原盤」と書いているし、レーベル面には英盤の品番がかっこ書きされているので、内容は英盤と同一のはず。

英盤LP
ILPS-9585

その後英盤をこれまた中古で買いました。確か西荻のZappa専門のお店でした。個人的には初めて買った「輸入盤の中古盤」。
すでに日本盤を持っていたのになぜ買ったかというと、裏ジャケが日本盤と違ってジェフが天地逆さだったから(笑)。これは最近の紙ジャケ復刻CDで忠実再現されてます。

久々にLPを取り出してレーベルを見ると、細かいところがおもしろい。

各曲のクレジットはすべて2人の名前 “Horn/Downes”(VIDEO KILLED THE RADIO STARとCLEAN, CLEAN!の2曲はHorn/Downes/Wooley)になっていますが、KID DYNAMOとELSTREEの2曲だけは順序が逆で “Downes/Horn”。この2曲はDownes主導で作成したんでしょうか。まあ、そんな感じがしないでもない。
ちなみに、インナー・スリーブではすべてHorn/Downes(またはHorn/Downes/Wooley)になっています。 

あと、各曲のタイム表記がかなり適当。CDを持っている人は比べてみてください。

SIDE1: 5:05 (5:09) / 2:40 (4:11) / 4:26 (3:27) / 5:51 (4:55)
SIDE2: 4:52 (3:52) / 4:25 (4:27) / 4:45 (4:26) / 5:15 (5:24)

※カッコ内は日本盤LP(ILS-81300)のインサートより。日本盤はレーベル面にタイム表記がありませんでした。

なぜにこうもデタラメなんだろう(笑)。適当というかおおらかというか。まあアナログってこんなものだったのかも。

輸入盤CD
90090-2

CDは発売されてからしばらくの間買いませんでした。ボーナストラックがなかったから。LPですでに日英2枚も持ってたし。

ある日、ワゴンセールで安く売ってたのを見つけてなんとなく購入しましたが、ASTROBOY(AND THE PROLES ON PARADE) がエンディングまで収録されているのを聴いて「買ってよかった」。日本盤/英盤LPではフェードアウトするのですが、買ったCDは米盤。もしかして米盤LPではCD同様フェードアウトしないのか?

DRAMA

YESのアルバムですが、Bugglesの二人が参加。時系列的にはこれを聴いてからセカンドアルバム、です。

SD 16019 ATLANTIC

発売当時は地元のレコード店で見開きジャケットの中見て「ほんとにBugglesの二人がいる~」なんて思ってましたが結局買わずじまい。発売後ずいぶんたってから中古で購入しました。
実は聴いた順序がBugglesの2ndが先だったので、初めてINTO THE LENSを聴いたときにはほんとうに驚きました。

米盤CD [Remaster]
82685-2

”NEWLY DIGITALLY REMASTERED FROM THE ORIGINAL MASTER TAPES”
リマスター。出たときにすぐに買いました。見開きのLPジャケットやレーベルなどLPに即したデザインで、良心的なつくりです。
音はよくなっているような気がするものの、ボーナストラックがないのが残念。
 

ADVENTURES IN MODERN RECORDING

YESの”Drama Tour”でライブには懲りたはずなのにライブの効果音(SOUND EFFECTS担当はYESのChris Squire)で始まるこのアルバムは、アルバムタイトルどおり、Trevor Hornの「ライブ訣別・スタジオワーク宣言」だったのかもしれません。
LPは日本未発売。

米盤LP
ARZ 32926 CARRERE/CBS

当時、池袋SEIBUのDISKPORTで見かけたのにジャケットのイラストがどうにもうさんくさい雰囲気で、という理由で買わなかった。
その後、さんざ探して数年、ようやく神保町にあった”Rock Workshop”というお店で見つけて買いました。余談ですがBruce Wooleyの”English Garden”もここで見つけて買いました。

一番好きなのはA-2なのですが、この曲はGeoff DownesがFAIRLIGHT KEYBOARDで参加しているのにもかかわらず、プロデュースがHorn/Downesになっていません (Horn/DownesのプロデュースはA-3,A-4,B-3の3曲のみ)。この曲の製作途中でASIAに誘われたのかなあ。

日本盤CD

日本のみでCD化。その努力に敬意を表して購入しました。
日本が世界に誇るテクノポップ日本盤CD、二枚のうち一枚。
(もう一枚はNew Musikの”Warp”)

Part 2 : ボーナストラック目当てで再購入期 (1990年代前後)

THE AGE OF PLASTIC (+3)

輸入盤CD
IMCD 261

island remasters“シリーズの1枚として発売された、アルバム未収録3曲、Geoffrey Downesの解説つきの豪華版。”JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)”聴きたさに有楽町のHMVで購入。
“TECHNOPOP”も好き。この曲は昔、友人が”CLEAN, CLEAN”の英盤シングル(B面が”TECHNOPOP”だった)をうちに持ってきて聴かせてくれた思い出深い曲。

紙ジャケ日本盤CD
UICY-9181

 2001年発売。
「ストレンジデイズプレゼンツ – ブリテッィシュ・ロック・レジェンド・シリーズ 【第4回】 モダーン・ポップ・パート1」の中の1枚。
内容は、”island remasters” と同じなのですが、アオリ文句の「… リマスター音源とオリジナルのアートワークを忠実に再現したペーパースリーヴで、遂によみがえる」どおり、もうLPの縮小版そのものといっていいほどカミジャケの完成度は高く、それに負けて購入。確か石丸電気成田店。
いままでのCDを持っている人は「ジャケット若干黄ばんでるんじゃないの」と思ったでしょうが、もともとの英盤LPがこんな色と質感なんです。さらに裏ジャケのジェフが天地逆さなのも英盤LPどおり。さらに今までのCDでは省略されていたジャケ下中央にあったアイランドレーベルのロゴまで復活しているのが細かい。
インナースリーブは英盤LPでは角を少し丸く取ってあったりするのですが、そこまでこの小ささで求めるのは酷というもの(もしかしたら日本盤のを再現したのかも)。
そしてCDのレーベル面。SIDE-1を文字の位置やフォントまで再現されたます。もちろんLPではSIDE-1の曲目等も記されていたのですがさすがにそれは省略。
余談ですが、LPでのSIDE-2(つまり裏面)は「夜」バージョンになっていて、背景はもっと濃い青で太陽の部分が月(つまり黄色)になっています。

しかし、LPCD合わせて同じアルバム5枚も持ってるなんてバカですねえ。

その後も何度か紙ジャケや通常パッケージで再発されてるようですが、内容は変わらないようなので、さすがに買ってません。
 

DRAMA (+10)

米盤CD [Expanded&Remastered]
8122-73795-2

ついにようやくボーナストラック付き(しかも10曲も)で再発。
シングル2曲は、バグルズや後のZTTっぽくアルバムとは別バージョンでなのが楽しい。他のセッション曲もJonとRick脱退前、脱退後の三人、バグルズ加入後とそれぞれ収録されていておもしろい。一番テクノっぽい”Dancing Through The Light”がバグルズ加入以前の曲なのは意外でした。

ADVENTURES IN MODERN RECORDING (+3)

日本盤CD

1997年発売。
日本のみでCD化しただけでも十分すごかったのに、さらに未CD化のシングル
をボーナストラックにした豪華版で再び発売。

Part 3 : レアトラックをWebで購入期 (2000年台)

VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO

562 465-2

1999年に20周年を記念してか突然シングルCDが発売されたが、なぜかB面のKID DYNAMOはLPバージョン。うーむ。
 

ELSTREE (Full-length Album Version)
 / JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

WIP 6624 (タイム表記なし/タイム表記なし)

Webで、エルストリーの英盤シングルを購入。
B面も再発CDに収録されたことだし、内容にはぜんぜん期待していなかったが、これがまたやっぱり別バージョン。
まず、A面のELSTREE。レーベルには(Full-length Album Version)と書かれていたので、ちょっと長いのかなー程度に思っていたら、LPとは明らかにミックスが違って、なんだか深い音になってます。でも、なにが「Full-length Album Version」なのかはわかりません。アルバムのより短いのに。
で、B面のJOHNNY ON THE MONORAIL(A Very Different Version)。こちらの方は再発CDに収録済みなのでこれまた何の期待もせずに一応聴いてみたら、
最後の最後になってCDとちがう。やはりバグルスは期待を裏切りませんでした(笑)。

THE PLASTIC AGE (SPECIAL EDITED DJ VERSION)
/ THE PLASTIC AGE

WIP 6540 DJ (3.47/5.10)


THE PLASTIC AGE / ISLAND

WIP 6540 (5.10/4.03)

最初に”SPECIAL EDITED DJ VERSION”のプロモ盤を入手。アルバムバージョンより短い。ちなみ裏面は通常のシングルA面と同じです。
その後、本来のB面”ISLAND”がCD収録より長いらしいことを知り、通常シングルも購入。
でも、この頃、20年近く使用してきたアナログプレーヤーがついに壊れ、未だ聴けてません。

CLEAN, CLEAN / TECHNOPOP

WIP 6584 (3.54/3.48)

未聴。TECHNOPOPのクレジットはDownes/Horn。

VIDEO KILLED THE RADIO STAR / KID DYNAMO

WIP 6524 (3.20/タイム表記なし)

僕が購入したのは、通常、プロモ盤に使われているはずのレーベル(中央に’A’が大きく印字されている)で、ちょっとめずらしい。

[おまけ – 注: これは現在、私の頭の中にしか存在しない妄想未発売CDです]

THE AGE OF PLASTIC [Collectors Edition] ( +4 Singles )

アルバムの単なる再発はもういいから、もっと贅沢に全シングル追加収録の「コレクターズエディション」を出してくれないかなあ。全部たしてもたぶん1枚で収まるし。
あと、シングル4曲にはそれぞれプロモビデオが存在するらしいので、これをDVDに収録して2枚組。実現したら、絶対買うけど。
シングル発売順にA面B面を並べて、ボーナストラックはこんな感じ。

  1. VIDEO KILLED THE RADIO STAR
  2. KID DYNAMO
  3. THE PLASTIC AGE (SPECIAL EDITED DJ VERSION)
  4. ISLAND
  5. CLEAN, CLEAN (米盤 12″ プロモ)
  6. TECHNOPOP
  7. ELSTREE (Full-length Album Version)
  8. JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

ラジオ・スターの悲劇+9

2005年に上記のような妄想CDを書いたら、なんとなんとその5年後2010年にそれを超えるCDが発売されました。収録曲順までほぼそのとおりでさらに1曲追加。
インサートには各ボーナストラックについて収録レコードのカタログ番号まで記載があるのだから、さらにそれぞれの解説がほしかった。

  1. VIDEO KILLED THE RADIO-STAR
  2. KID DYNAMO
  3. THE PLASTIC AGE (独盤 7″)
  4. ISLAND (EDIT VERSION)
  5. CLEAN, CLEAN (米盤 12″ プロモ)
  6. TECHNOPOP
  7. ELSTREE (Full-length Album Version)
  8. JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)
  9. ELSTREE (SPECIAL DJ EDIT VERSION)

Part 4 : 再発盤を眺める期 (2010年前後)

ユニバーサルから発売された日本版CDのリスト。

発売日アーチストタイトル品番フォーマットシリーズ名など
2001/12/12バグルズプラスティックの中の未来+3UICY-9181CDBRITISH ROCK LEGEND SERIES MODERN POP Part 1
2003/05/21バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-3747CDREMASTERED WITH BONUS TRACKS
2006/12/20バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-6632CDMy Generation, My Music
2007/09/05バグルスラジオ・スターの悲劇+3UICY-90066CDSUPER NICE PRICE 1470 II
2008/12/03バグルズラジオ・スターの悲劇+3UICY-91276SHM-CDSHM-CD 全てのCDプレーヤーで再生可能な高音質CD [注1]
2010/02/24バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-94425SHM-CDGolden 80’s Papersleeve Collection
2011/11/09バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-25077SHM-CDBack to the Rock years 1978-1982
2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UICY-76105SHM-CD不朽の名盤 紙ジャケ/SHM-CDシリーズ 第7弾 [注2]
2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UICY-40061プラチナSHM不朽の名盤 プラチナSHMシリーズ(紙ジャケ&紙ケース仕様) [注2]
2014/04/23バグルスプラスティックの中の未来+3UIGY-9553SA-CD SHM仕様不朽の名盤 SA-CD~SHM仕様 [注2]
2015/11/04バグルスプラスティックの中の未来+9UICY-77550CD80’s BEST COLLECTION 1200
2017/05/17バグルスラジオ・スターの悲劇+9UICY-78321CDロックの“最高傑作”50キャンペーン

[注1] オビと添付のステッカーより。
[注2]「紙ジャケ最前線 Presented by UNIVERSAL INTERNATIONAL」2014年4月23日 リリース情報より。オビ等にこのような記載はない。

Part 5 : ブーム再燃、謎解き期 (2020年すぎ)

アナログレコードブームの高まりに対応したくて、レコード(ヴァイナル)が聴ける環境を再び整えた。そしたら、自分のバグルスブームも再燃してしまった。

謎 1 : ISLAND

2010年発売の『+9』では「ISLAND (EDIT VERSION)」となっていた。
日本盤シングル「思い出のエルストリー」のB面や『+3』収録のものは「(EDIT VERSION)」が付かないが『+9』と同じくらいの長さ。ということは、それらは同じ「EDIT VERSION」なのだろう。ということは今まで聴いたことがない「EDITされてないバージョン」が存在するということなのか。

レコードが聴けるようになって、まず確認したのは英盤「THE PLASTIC AGE」(WIP 6540)のB面。このシングルを購入してから、実に10年以上経過して初めてかけた。レーベル面では「4.03」。しかし、実際聴いてみるとEDIT VERSIONより長いわけではなく、ほぼ同じタイム…。
実は、聴く前からこの結果は予想していた。というのは「思い出のエルストリー」のB面のレーベルには「(WIP-6540-B)」と書かれていて、これと同じ音源だろうと思っていたから。しかし、こうなるとほかを確認したくなる。

今まで、英盤米盤以外の海外盤には手を出さないようにしていたが(そこまで範囲を広げるときりがないため)、ウィキペディアの英語版を参考にして、[full-length version] とされている盤の1枚、仏盤(6172 877)を購入した。 だがこれまたEDIT VERSIONとほぼ同じタイム。

諦めきれないので今度は独プロモ盤(101 290-000)を入手。ジャケットに 「Special Promotion-Single」とある。希少な盤なら内容も希少かと少しだけ期待したが、これも残念ながら変わりなし。

聴いてきた3枚は、どれもレーベル上のタイム表記は4.03なのに、実内容は30秒ほど短い(EDIT VERSIONと同じ)。英盤のタイムをそのまま使っただけの単純なミスなのか、それとも初回盤とそれ以降などで収録内容がちがう盤が存在するのか。もしそうだとしたら探しようがない…。
これ以上の散財は危険と判断して、謎は謎のままにすることにした。
勇気ある撤退(笑)。

ちなみにA面の「THE PLASTIC AGE」、英盤はアルバムバージョンそのままですが、仏版と独プロモ盤はアルバムより短い3.47バージョン。導入部が省略されて曲のイントロから始まり、エンディングはフェードアウト。SPECIAL EDITED DJ VERSIONと同内容だと思います。
『+9』では、これらより数秒長い独盤から収録されていますが、順当なチョイスなら英盤のSPECIAL EDITED DJ VERSIONにしそうなもの。選者の何か深い意図があるに違いありません。しかし僕の耳にはちがいがわかりませんでした。ミックスが微妙に異なる?

謎 2 : ASTROBOY (AND THE PROLES ON PARADE)

アルバムB-3(CDでは7曲目)収録のこの曲は、日本盤LPと英盤LPではフェードアウトで終わるのに、CDではフェードアウトせずにエンディングまで収録されている。最初に買った米盤CDからそうだったので、じゃあ、米盤LPはフェードアウトするのかそれともしないのか、長年気になっていた。

近年のアナログブームで昔のLPもネットで検索してもヒットすることが多くなり、入手は比較的容易になった。その代わりなかなかの値段がついている。
ときどき検索して出会いを待って、お手頃価格のものを見つけてついに購入。
検証結果。品番は英盤LPと同じILPS 9585なのに、米盤LPでは後のCDに収められたバージョンと同じでフェードアウトしない。ということは英盤マスターと米盤マスターは別モノということになる。ほかの曲は同じに聴こえるので、ASTROBOYだけ差し替えたようだ。なぜ?

謎 3 : JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)

2014年に3種のフォーマット(SHM-CD/プラチナSHM/SA-CD SHM仕様)で発売された、「紙ジャケ最前線」シリーズの『プラスティックの中の未来+3』は以前より気になっていた。オビや商品紹介に「英国オリジナル・アナログ・テープを基にした2014年最新DSDマスター」と書かれているからだ。それって結局これまでの『+3』と同じなのか、それともちがうのか。ASTROBOYはフェードアウトするのかしないのか(それはもういい)。

ほしくなった頃には、もう発売から10年くらい経過していたので、中古盤を探すしかない。紙ジャケがさらに分厚めの紙ケースに入っているという特殊なパッケージのせいか、それとももともとの数が少ないためか、ほとんどの場合プレミア価格がついている。根気よく探し続けて、なんとかプラチナSHM盤(UICY-40061)をゲット。

音自体(音質)のちがいは当然あるのでそれは別として、内容に差異があるかどうかを気にしながら、さっそく聴いてみる。
ASTROBOYはフェードアウトしないバージョンで、これまでのCDと同じ(笑)。ほかの曲も特に変わった点は感じられず、いままでの『+3』と同内容だったと聴き終わろうとした最後の最後に驚かされた。「JOHNNY ON THE MONORAIL (A Very Different Version)」のエンディングがいままでのCDとちがう。これは英盤シングル(WIP 6624)B面に収録されているバージョンと同じ。なぜ今回のマスターで差し替えたのだろう。

いままでCDに収録されていたバージョンは「island remasters」として発売されたCDが初出なのだろうか。それとも僕が持っている英盤以外でB面に収録されているシングルが存在したのだろうか。謎は解明されないが、ふたつあるバージョン両方ともCDで聴くことができるようになったわけだから、これはこれでよしとしよう。

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